会長の言葉 会長 坂本 美智子 でスタートしました。 振り返れば、仲間同士の集まりのなかで数名が談笑しながら、山登りを中心とした会 を作ったらどうだろうかという話になり、手紙で呼びかけたところ、発足総会に視覚 障害者20名が集まりました。 その場の話し合いにより、ともかく一度山に登ってみようということで1997年10月 19日に最初の山行として宮島の弥山(みせん)登山をめざすこととなりました。 当日の参加者20名、うち晴眼者2名、弱視が全盲をサポートするという今から考える と無謀とも思える山行でした。 ともかく無事に帰途につくことができました。 以降会員の皆様方の努力により、まがりなりにも会員数約60名を有する会として 現在に至っています。 今後更にしっかりとした会へと脱皮するには、解決しなければならない問題は多数 ありますが、中でも晴眼者の会員増加をはかることがこれからの最大のテーマです。 |