山田 智子

10月26日土曜日から27日日曜日、友遊21名で、奈良県の山の辺の道(やまのべのみち)、春日山散策に行ってきました。
 前日までは、台風とのことで心配していましたが、神様が私たちのために素晴らしいお天気をプレゼントしてくださいました。
1日目、山の辺の道を歩きました。カリンやキュウイに触り、田圃道を歩き、田舎ならではの、のーんびりとした秋の風景を感じました。
夜も大満足でした。お風呂では、背中をおねだりして流していただき、疲れもふっとびました。薬膳料理、これも体がぽかぽかと暖まりました。締めは、みなでいただいたお酒。良い気分で眠りにつきました。
二日目、6時から歩き、春日山神社にお参りに行きました。神主さんに案内していただきました。いろいろためになるお話をしていただきましたが、覚えていません。その後、朝食で食べた茶粥、これがまた美味しかった。噛めば噛むほど、口いっぱいにお茶がひろがりました。
昼には、お豆腐のりコース料理、食べきれないほどたくさんありました。
二日間、料理も美味しく、森林浴で体が、また、皆さんとの和気藹々とした楽しいふれあいで、心が元気になりました。
このような素晴らしい計画をしてくださった役員の方、そしてお世話してくださった皆さんに感謝です。 これも、元気だからこそ味わえる幸せだと思いました。100年長生きできました。
皆さん、お世話になりました。

三浦 崇宏

奈良 山の辺の道 春日山散策 山行記  平成25年10月26〜 27日 
26日(晴)
恒例となった1泊山行。今年は日本の古都、奈良に行ってきた。台風とデートするのではないかと思ったが幸い彼らは逃げて行った。26号と27号がWでおいでになっていたが。「友遊」の誰かの顔を見て台風も恐れをなしたのか何処かに行った。誰の顔を見たんじゃろー?。
さて、26日朝7:30広島新幹線口を出発。途中トイレ休憩を取りながら順調に車は進み12時30分に奈良に到着。今回は、何を隠そうグルメ旅行だ。
先ず、本日の昼食は御当地名物、煮麺「ニューメン」と柿の葉すし、人の分まで腹いっぱい食べて、これより本日のメーイン行事「奈良 山の辺の道」散策(7q )に出発。本来山の辺「ヤマノベ」の道は平城京から飛鳥まで有ったが奈良の町が盆地になった為、道が陥没して現在はJR天理駅から桜井駅までのおよそ17qが残っている。
我々は、崇神天皇陵「スジンテンノウリョウ」から大神神社まで約7qを歩く。この道は、奈良盆地の東側に連なる山の裾に位置するためこの名前がついた。奈良時代およそ1300年ぐらい前から一部の舗装された生活道路以外は当時のまま。古人「イニシエビト」が踏み固めた土地「ツチミチ」、敷き詰められた石畳、路肩に万葉句碑を見ながら歩く。何が書いて有るのかサッパリ分からん。
道端に多数の植物が有った。先ず、沢山有ったのが柿、花梨、キュウイ、キンカン、コスモスなどまだまだあったが興味が無いので覚えていない。
特に花梨は何のために植わっているのか理解できん。食べられるものでも無いし。
この道には無人の100円ショップが随所にある。
みかんは8個、柿は6個、いずれも小ぶりではあったが美味しそうだった。すべて100円、キューイは良く見てないからわからん。
因みにみかんの日本の発祥地は奈良だよ。
そんなこんなで景行天皇陵「ケイコウテンノウリョウ」、檜原神社「ヒハラジンジャ」、玄賓庵「ゲンヒンアン」を経て本日の最終目的地である大神神社に到着。巨大な拝殿があり、雅楽が流れていた。何か広島の団体客がお祓いを受けていたようなかんじだ。拝殿の奥に大きな円錐形の三輪山標高467bが有ったこの山がご神体。三輪山は登山禁止になっているが300円払って届けを出すと登っても良い。
パンフレットに、三ツ鳥居と言うのが有ったがどこにあったのか見損なった、口では説明できない形の鳥居、是非見たかった。
釣瓶落としの秋の日はアットいう間に落ちて、帰り道の山道の両側にある石灯籠にすでに灯明が入り幻想的な風景である。山道を出て暫く行くと、地酒の試飲の出来る店があったので1杯飲んでみた、辛口の旨い酒である。因みに4合瓶が2400円。此処で一応本日の歩行はおしまい。
午後6時に宿泊するゲストハウス「ならまち」に到着。この家は明治末期の古民家。町家「商家」この辺りではあまり珍しくない電柱を取っぱらうとそのまま時代劇のセットになるような古民家が沢山ある。この宿の宿泊客の8割は外国人で本日のように100l純正の日本人客は初めてだと宿のオッチャンは言っていた。定員22名の所に21名だったので比較的ゆったり寝ることができた。
さて、今晩の食事は薬膳「ヤクゼン」料理。こういう料理は普段あまり食べないので珍しい。
これが案外そのとき飲んだ灘の酒「春の月」にピッタリ料理も酒もとってもおいしかった。
この熱燗が大振りのみかんくらいの急須に入ってきたこの急須がものすごくかわいい、一つほしかったので交渉してみたが数が少なく、伊万里焼で大阪に買いに行くので譲ることは出来ないと若くないおばちゃん。食事が済んだら今度はお風呂。このゲストハウスにはシャワーはあるが風呂がないので銭湯に行くことにする。入湯料400円也。きれいな風呂だった。
帰って来てから恒例行事の懇親会。10時30分散会。
明日は春日大社の朝参り組と、おそ寝組に分けて本日の行事終了。おやすみなさいませ。21000歩
27日(快晴)
私は朝寝坊をしようと後者を希望していたが翌日朝3時に目が覚めたので大社の朝参りに変更する。歩いて春日大社の大鳥居前に行くとこれからお参りする大社の案内人の宮司さんが 待っていた。早速、これより参拝開始。広くて長い参道を厳かな気持ちで宮司の説明を聞きながら、少しづつ狭くなるなだらかな、有るや無しやの坂道をゆっくりと、左右に苔むした無数の石灯籠を見ながら本殿に向かう。牛車「ギッシャ」奈良平安時代の乗用車の駐車場より階段を上がり南門をくぐり本殿に参拝したと思ったが、我々が春日大社として認識している社「ヤシロ」はほんの一部で参拝殿「サンパイデン」から見ている建物は御本社「ゴホンシャ」この後ろには61の社「ヤシロ」がが有るが、此処から先は神の世界で私にはよくわからん?。
とにかく参拝を済ませて7時30分朝食に有り付く。生まれて初めて奈良ホテルなるところに入った。ここで又、初めて茶がゆ定食なる物を食べる。美味しかったが、なにせ茶かゆは茶がゆ、腹持ちがしない。
後で聞いたらお変わりもできたらしい何か損をしたねー。この後、朝寝坊組と合流して春日山散策。春日山原生林の爽やかな澄み切った新鮮な空気を満喫しながら山頂へ。
342bに、この山は奈良の山焼きで有名な山である。山頂より360度の奈良盆地のパノラマを堪能してバスで下山。
1時30分、奈良町豆腐庵にて「豆腐堪能コース」湯豆腐から始まって揚げ物まで、全体量がものすごく多い。特に湯豆腐の量は半端では無い。私は食意地が張っているので全部食べた。
ご飯は黒飯であまり味がしなかった。押し寿司のようにねじれた瓢箪の形になっていたので2皿目は藻塩を掛けて食べたらこれがまた最高に旨い。とにかく最初に言った様に今回は最高の食事であった。食べることに頓着しない私が満足したので間違いない。これより広島へ。7時30分無事新幹線口到着。駅ビルで晩飯を食べて、10時50分ご帰還。有難うございました 20000歩
追伸
11月の例会は行者山を予定しておりましたが、登山道の状態が悪い為、大野権現山(699b)に変更になります詳しくはHPで確認してくださいませ。
注、「」内は音声読者の為です。

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春日山散策

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奈良ホテルの茶がゆ定食




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